日前神宮&國懸神宮→熊野本宮大社→玉置神社<関西巡礼旅③>

日前神宮は日像鏡(ひがたのかがみ)が御神体。

國懸神宮は日矛鏡(ひぼこのかがみ)が御神体。

 

御朱印をいただけるのが9時だったので、8時半頃に到着し、先に参拝させていただきました。

トイレから戻った際に、夫が神楽殿の方で耳を澄ましていました。

私も隣に行き、神主さんが祝詞をあげているようなので、少し聞いてみたいと耳を澄ましていました。

すると、


瀬織津姫〜、、、


とたまたま唱えられたので、夫と私は

あっ!!と顔を見合わせてしまいました^^


大祓祝詞を唱えられていたんですね^^

長めの祝詞の中で、ちょうどその部分にびっくりでした♪


ちなみに、前日に六甲比命大善神社で拝見した資料↓に、

日前とは天照日の前 向か津姫のことを示す

と記載されていました。

ちょっとよく分からなかったのですが、、、

日前大神(ひのくまのおおかみ)が御祭神となっており、別名を天照大神とも言われ、

ホツマツタヱに記されているのは、アマテルは男神で、その妃が向か津姫=瀬織津姫のようで二柱がワンセットであると、、、

また伊勢神宮では、天照大神の和御霊と荒御魂は現在は別々に祀られてしまっていると、、、

また、三種の神器の一つである八咫鏡(伊勢神宮に奉斎)に先立って作られた日像鏡と日矛鏡の二枚の鏡は現在まで同じ場所(こちらの神宮)に収められており、伊勢神宮の原初の祭祀形態を維持するということで、とても貴重な神宮だということかと。



さて、次は片道3時間かけて、玉置神社に行きます。

熊野三山の奥宮なのですが、私は一度、10年前に行った際に、

不思議と涙が溢れて、すごくよかったという記憶がある神聖な神社でした。

ただ、道のりが険しくて、道路が狭く両脇が溝と崖で、時々、石などが転がっていたりで結構、厳しい場所なのです。

呼ばれなければ行けない山の上って感じで。

まだ激しくない道路は私が運転し、後半の山道は夫に運転してもらいました。

徐々に天気も快晴になって来ました。


当初、夫が行こうとしていたルートではない形で行くことにしたため、

本来、行く予定のなかった熊野本宮大社にも参拝できることになりました。

しっかり参拝して、奥宮を目指します。

そろそろお腹も空いたけれど、すぐに出発することにしました。


途中、かなり落石があったりと驚きましたが^^;多分、日常茶飯事なのかと、、、

険しい道のりの中、やっと13時に到着。


お腹が空いたので、一軒だけしかないお店で先にいただくことにしました。

開いててよかった〜♪

めはり寿司、さんま寿司をいただいて♪

こちらのポスターが目にとまりました。↓

明治22年 十津川郷を大水害が襲う。

昨日、六甲比命大善神社の中に、展示されていた写真に↓

伊勢神宮内宮は明治22年までは常にこの2つの正宮は共に並んでいた!

と書かれていたため、

どのタイミングで分けられてしまったのか、ちょっと分からないのですが、

天照大神の荒御魂である水神の瀬織津姫が分離させられてしまったことに何か関係しているんじゃっ??!と思わずにはいられませんでした。


ちなみに、瀬織津姫は人類のツミケガレが祓えなくなるくらい大きく膨らむと、

「八十禍津日神」(やそまがつひのかみ)となり、人類に厄災をもたらす神とも言われていますので。




さてお腹も満たされ、参拝させていただこうとしていたところ、ちょうど入れ違いで来店された方とお店のおじさんとの会話が聞こえて来ました。

「玉置山の方から先に行く方が正解だよ」と。


それを聞かなければ、普通に参道から行っていたと思います。


そのため地図で確認して、先に玉置山の頂上へ行けるルートから下って参拝させていただくことにしました。

以前は参道からのルートで玉置山に登り、かなり大変でしたが、

今回のルートは最初に少し登るものの、参道からの参拝後に登るよりは遥かにラクでした!

なのでオススメ♪


あっという間に山頂へ。

その後、下って本殿の方へ行き、しっかり参拝させていただきました。

改修工事を令和10年までかかって行う最中でしたが、あまりにも神聖な空気で、ちょっと写真を撮る気になれず、、、

御祭神は、

国常立尊(くにとこたちのみこと)  

伊弉諾尊(いざなぎのみこと)  

伊弉冊尊(いざなみのみこと)  

天照大御神(あまてらすおおみかみ)  

神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)神武天皇

御朱印と勾玉のお守り、クリアファイルを購入して、駐車場に戻り、

食事した場所で、お土産を見つつ、

「神梅」という昔ながらの超酸っぱい梅干しと「十津川産の天然 日本はちみつ」を購入しました。

この本物の蜂蜜は相当、価値があると思いました^^

神梅は超酸っぱくて身震いが凄くって、相当、浄化される感じでしたよ♪♪

こちらのお店のおじさんがとっても良い感じで、

「ここに来たら黄泉の穢れも全部、祓ってくれるから。それぐらい凄い神社だよ」と話してくれました。

本当にそうだなと感じます^^


その後、また2時間ほどかけて山道を降り、奈良の宿泊場所まで無事、到着しました。


3日目へ続く。


ではまた。

熊木幸奈


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