8月15日に追悼と友愛と平和を歌う
こんにちは、ヒーラーの熊木幸奈です。
8月15日「戦没者を追悼し平和を祈願する日」に、2006年の映画『バルトの楽園』を観ました。
(Amazonプライムのレンタルは400円でした)
こちらの映画は実話に基づいた第一次世界大戦の頃のお話で、日本で初めて歌われたベートーヴェンの『第九』は、1918年(大正7年)6月1日にドイツ兵の捕虜たちが収容所の中で、日本人に向けての感謝を込めて演奏されたのが最初だそうです。
厳しい待遇が当然の収容所の中で、奇蹟のような収容所が徳島県の鳴門市にありました。
当時、ドイツ兵4700人の捕虜を日本各地にある収容所に移送。
その中の板東俘虜収容所の所長を務める会津人の松江豊寿 陸軍中佐は陸軍上層部の意向に背いてまでもドイツ人捕虜たちの人権を尊重し、友好的で寛容な待遇を以って接します。
捕虜たちはパンを焼くことも新聞を発行することも楽器を演奏することも、更にはビールを飲むことも許され、地域住民の温かさに触れながら、収容所での生活を通じて経済活動や芸術分野における日本の発展に貢献しました。
そして休戦条約調印、大ドイツ帝国は崩壊し、自由を宣告された捕虜たちは、松江中佐や地元市民に感謝を込めて、日本で初めてベートヴェン作曲『交響曲第九番 歓喜の歌』を演奏したそうです。
個人的には戦争をしたいと思っている一般庶民は一人もいないと思うので、極一部の武器商人などの金儲け主義の戦いたい人たちに一般庶民が巻き込まれて参戦させられているように感じています。
なので、相手国の一般庶民からの兵士を憎むことは本来は出来ないはずで、戦う意味も本来は訳がわからない状態で参戦していると。。。
だって相手兵士を殺して勝ったとしても、その後、自分が殺したという罪悪感に一生苦しめられ、もっというと未来世にもそのトラウマに苦しめられ、カルマとなってしまう人々が大勢いるので、もはや勝っても負けても戦っている限りは心の平安は得られず、幸せから遠ざかってしまうと感じています。
さて、この映画は本来日本人が持っている和の精神を思い出させてくれます。
それは目の前の困っている人を助ける。
隣人・友を愛する精神。
私はベートーヴェンの第九を歌い、読むようになったのもあって、ベートーヴェンがこの楽曲に込めた魂を少しずつでも感じるようになりました。
同じ地球人として、本来は手を取り合いひとつになり、兄弟だと思って平和を築いて生きていきたいと。
日本人の戦没者だけでなく、様々な国の戦没者の方々に敬意を持ち、どうか安らかでありますようにと追悼の意を向けたいと思います。
日本でこんなにも愛されている『第九』は、私には鎮魂歌であるレクイエムであると同時に、まだ完全には争いの無くならない地球に希望と歓喜、平和を願う曲だと改めて感じました。
よろしかったら是非こちらの映画『バルトの楽園』と共に、ベートーヴェンの『第九』を年末でなくてもお聴きいただき、追悼と平和を願っていただければと思います。
そして以下のYouTube動画(12:40)にその頃の歴史が当時の松江中佐の写真とともに簡潔に紹介されていたので、是非どうぞ↓
徳島チャンネル(6:17)の動画も是非↓
ではまた。
熊木幸奈
*熊木幸奈が提供しているヒーリングは『自分の使命を果たし能力発揮させる古来から伝わるヒーリング』です。 今生&過去生の深いトラウマを祓う要素を含みます。
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