若くても生前整理
こんにちは、熊木幸奈です。
生前整理、終活、エンディングノート、と聞くとどういうイメージをもちますか。
これはある程度、歳を重ねた方がするもの、と思われる方が多いかもしれません。
けど、まだ若いと思っている人でも、一度はやっておいてもいいのではと思っています^^
死をタブー視する風潮があるけど、必ず私たちは生まれたからには終わりがある。
けど、それがいつ来るのかはわからない。
普段は「終わり」という「死」を殆ど意識しないかもしれません。
昨年に義実家の隣に暮らしていた一人暮らしの叔父さんがご病気で亡くなられました。
その叔父さんはご両親(つまり夫の祖父母)と暮らしていた大きなお屋敷でお一人暮らしをされていました。 叔父さんは独身で、お隣に住むお義母さんはその妹にあたるため、お義母さんがほぼ一人でその後の遺品整理などをしていました。
さらには叔父さんの物だけでなく、そのご両親、さらにその上の曾お祖父さん曾お祖母さんの物も片付いていない状態でした。
私も何年か前に一度、片付けのお手伝いをさせていただきましたが、業者が入ったりしたもの、まだまだ半分以上、物が片付いていない状況でした。
そんな状況で、お家の処分などをすることになり、それに伴いお仏壇やお墓、屋外の沢山の倉庫も含め、全ての物を処分することになったようです。
その前に、銀行口座の件や保険関係、不動産関連、相続問題などなど、相当な大変さだったと思います。
ということで、後の人が困らないように、そして、恥ずかしくないように、いらないものは処分して、整理整頓は普段からする必要があるし、若いから生前整理はまだ関係ないというのではなく、誰でも普段から生前整理という大げさな感じではなくても、整理整頓はしておく必要があると改めて感じました。
以前、他で聞いた話では、かなり困ったというのは定期購読していた健康食品など、ネット上でパスワードがわからない状況で止めるのに手こずって本当に困ったというのを聞いたことがあります。
だから、パスワードなども信頼できる家族などには、一覧にした用紙などに書いてどこにしまってあるか等、伝えておく必要もありそうです。
ただ、生前整理という意識が、終わりを意識することで、実は今を生きる力が増すことになっていたりします。
今、やっておきたいことが明確になったり、どうしたいかがわかったり、、、 今を生きる状態に実はなっているんですよね^^
永遠に「生」が続くわけではないから、だから今を大事に生きられるという。
だから、今、やりたいことをやって生きることにフォーカスするためにも、 時には終わりを意識して、今をどうしたいかとしっかり感じて生きていければと思います。
ではまた。
熊木幸奈
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