無くならない溢れんばかりの豊かさ

こんばんは、ヒーラーの熊木幸奈です。


日頃から意識的にお水を多く飲むようにしています。


お茶やハーブティーも大好きなので、それらもよく飲みますが、

お水はそれらの飲み物とは全くの別物です。


お水は体内に必要な水分補給だけでなく、

どちらかというと邪気や毒素などを洗い流してくれたり、

感情などの心の凝りや滞りもエネルギー的に流してくれる浄化作用があります。


私はお水の優先度が高いと考えて、何年か前に家中の元栓に浄化装置を取り付けました♪


ちなみに龍神さまはキレイな水に宿ります。

日頃からお水に気を使うのは、龍神さまにも繋がりやすいし運氣UPに繋がると思っているから^^

さて先月の旅の最後に泊まったお宿で、たまたま衝撃的な光景に出会いました。

せっかく旅行に行くなら、その土地の温泉に入り、大地のエネルギーを浴びてチャージするようにしています。


なので、そこでも天然温泉 源泉掛け流しのお宿でした。

地域温泉という感じでオシャレ感が全くないところでしたが(笑)、

素晴らしいエネルギーの良質な源泉掛け流しの天然温泉でした。


大浴場もあるようでしたが、私はそこには行きませんでした。

お部屋に内風呂があって、普通の家庭用お風呂の作りでした。

お部屋に入ると蛇口からお湯が流れる音がして、

浴室をみるとドバドバッと溢れんばかりにお湯が洗い場に流れていたのです。

「わぁ、大変!出しっぱなしになって溢れてる!」と思い、慌てて蛇口を閉めました。

ですが、ふとみると扉のところに、

「流しっぱにしてください。蛇口を閉めないで!」と書かれていたのです。

そのため、慌てて再び元のようにお湯をドバドバと溢れ流したのでした。


理由は、冬場は温泉の通った水道管が凍りつき、お湯が出なくなってしまうから。

なので、24時間365日ずっと出しっぱなしにして、と。

(上記3枚の川は青森県の奥入瀬遊歩道にて)


これは観念が外れる出来事でもありました。

一般的には水道代を気にしたり、貴重な水を溢れさせて勿体無い!という発想だと思います。

私も漏れなくその発想でした。


でもここでは、充分すぎる程、豊かな温泉水が湧き出ていて、溜めておく必要がない。

むしろ止めておく方が不都合だったわけです。



ちなみに、「勿体無い」という発想って、「無くなってしまう」という恐れが前提になっている発想だと気づきました。


ここでは「無くなる」という前提がなく、「いつでも与えられる」という感覚なのかもしれません。

夏場は凍らないわけだし、そういう意味では止めてもいいわけだから。


そして、豊かな大地のエネルギーを含んだ温泉水は、豊かな意識になることも実感しました。


これを感じていると、昔の日本、縄文人の感覚なのかもと思いました^^

縄文時代は必要以上に所有する意識や戦争が一切なかった1万年以上の期間ですが、

常に自然から充分な恵みを与えられていたので、無駄に所有する発想がありませんでした。

所有意識がなければ、みんなでシェアする感覚で、誰かから奪って侵略するという発想にも勿論ならないわけで。


それよりも、いつも与えてくれている自然に感謝し敬うことが暮らしの中心にあり、常に感謝祭などの祭祀儀式などを重んじていて、いつも心は豊かさに溢れ、またその豊かな自然の恵みを充分に受け取っていたんだろうと感じます。

現代人は所有欲があるのが普通。

その所有欲の前提は「今、持っておかないと無くなるかもしれない」という恐れの意識からの発想。


更に、自分のものにしておかないといつ何が起こるか分からないし、、、と不必要にどんどん溜め込んで物で埋め尽くされているような状況は、不安や恐れの意識に支配されている表れなのかも。。。

また

自分には足りて無い

自分には持って無い

自分には無い。

という枯渇意識がもっともっと持っていないと!となり、

他から奪おうという発想になって戦争に発展するのかと感じました。

(上記4枚の写真は三内丸山遺跡にて)


現代は沢山の便利な物に囲まれて物理的には相当豊かなのに。

今日、明日、、、生きる分は日本に住んでいれば充分にある環境。。。

けど、常に無くなる不安と恐れの方にピントが合ってしまっている。

既に持っている豊かさに気づけていない。。。



縄文時代と今とでは意識やマインドが全く逆なんだと感じました。


常に不安と恐れで心が満たされてしまっている現代人。

常に豊かさと感謝で心が満たされている縄文人。


枯渇意識がベースにある現代人。

豊かさ意識がベースにある縄文人。


対照的なのかもしれません。


だから今は不安や恐れ、足りていない枯渇意識を感じたくなくて、物理的な豊かさで補おうとしたものの、でも結局、本当のところ、心は豊かにはなれていないのかと。

それが具現化された世界が今なんだと妙に納得してしまった、、、


さて、そのお宿は自宅感のある家庭風呂のような状態だったのが、ある意味良くて、

日常にこんな豊かで溢れんばかりに源泉掛け流し温泉が出ていたら、

ありがたく受け取って、むしろ、他の人たちにも分け与えてシェアしていただろうなと。

そして、自然に感謝して、自然を汚すようなことは絶対に出来ないだろうなと。

これが縄文人の普通の意識で、今でいうと豊かさマインドだなと感じました。



なので、

自分は足りて無い、無いという枯渇意識に支配されていると気づいたら、


私はいつでも充分にある。

私はいつでも足りている。

私はとっても豊かだ。

必要なものはいつでも与えられる。

今ある全ての物事に感謝。


という豊かさマインドが常に自分の中にある状態を認識しようと改めて思いました。


この意識は私たちの祖先のDNAにはしっかりと刻み込まれているので、繋がろうとさえすればすぐ繋がれるから、まずは意識的に思い出して繋がる習慣を身につけようと。


最初は意識しないと、現代社会の大多数が抱いている恐れ中心の意識に影響を受けて、すぐ枯渇意識に引っ張られてしまうから。。。


この豊かさマインドで溢れている日本人が一人でも増えれば、それだけ人にも自然にも優しくなれるし、自分は充分足りていて豊かなので、他人への批判や否定、無駄な争いなども減り、本当に豊かで平和的な現実しかないなと感じます。



恐れから来る足りて無い、自分には無いという自己否定的な枯渇意識に気づいたら、

今すぐ手放して。

恐れを握りしめていたら、豊かさを受け取れないから。


まず今ある豊かさを充分認識するところから。

今ある瞬間を大事に。

まだ起きてもいない未来への不安や恐れに意識が飛んで、今の心が支配されないように。


ここでの源泉掛け流し温泉のように溢れんばかりの豊かさを思い出して、

自分の中に豊かな泉が湧き出ていて、いつでもこの豊かさマインドに繋がっていると。


ではまた。

熊木幸奈


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龗(オカミ)さん日記

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